中小企業白書から見えてくる次期基幹システムの基礎

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中小企業白書とは

こちらの記事で、IT人材白書を紹介しましたが、中小企業白書はご存じでしょうか?

経済産業省の外局して設置されてる中小企業庁が1963年から毎年発行しています。中小企業庁は、中小企業白書以外にも中小企業景況調査や倒産状況など、いろいろな統計情報が発表してます。

中小企業白書のアクセス方法

トップページ→白書・統計情報→中小企業白書https://www.chusho.meti.go.jp/index.html

中小企業庁は、白書や統計情報がメインではありません。

中小企業庁は中小企業庁設置に基づき設置され、明確な「中小企業庁の任務」があります。簡単にいうと、「中小企業の経営をサポートする機関」です。

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必要とされる業務間連携と企業間連携

中小企業白書2019が平成31年4月26日発表されました。https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/index.html

そこで注目すべきは、第2部の第4節 付加価値の向上及び先進的なIT利活用です。

ここでは業務間連携と企業間連携について説いてます。

記事を2つ引用します。

業務領域間の機能連携と3年前と比べた労働生産性を見てみると、業務領域間の機能連携が行われている企業の方が、3年前と比べた労働生産性が向上している企業の割合が高くなっていることが分かる(第2-4-19図)。

第2部 深刻化する人手不足と中小企業の生産性革命 
第2節 IT利活用の効果向上と業務領域間の機能連携

中小企業における企業間連携の効果を見ると、連携していない会社より連携している企業の方が、従業員1名当たり売上高の平均値が高いことが分かる(第2-4-42図)。

第2部 深刻化する人手不足と中小企業の生産性革命 
第4節 付加価値の向上及び先進的なIT利活用

働き方改革や生産性向上が言われている中でこのデータはもっと注目されてもよいです。

つまり業務間連携を行うことで労働生産性が向上し、企業間連携を行うことにより売上が上がったということになります。もちろん向上した理由はこれだけではなく、様々な要因があり、第一に働いている人の努力の賜物です。

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中小企業の次期基幹システムはデータ連携は常識

業務間連携しかり、企業間連携しかり、つまるところデータ連携です。セキュリティを担保しながら、安全かつ安定かつ迅速にデータ連携を行うかが今後の中小企業の基幹システムの基礎になります。

情報システムは技術的にどうやって実現させるか、検証する必要がでできそうです。現在はEDIがメインだと思いますが、今後はAPIを備えたシステムで連携するが一般的になるかもしれませんね。

蜜蜂ハチ
蜜蜂ハチ

実際、企業間連携をすでに行っている企業はどうやってんだろ?教えてほしいわ。

次期基幹系システム
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社内SEと次期基幹系システム
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