社内の人材をどう育成するか

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人材不足はプロジェクトを進めていく重要課題

次期基幹系システムを再構築する上で、必ず問題となるのが人不足です。ここでいう人材不足は人数ではなく、プロジェクト成功に導くためのスキルを持った人を指します。

さらにいうと、スキルがない人がプロジェクトに参画した場合、その人の対応に追われるケースが多く、プロジェクトの遅延につながります。なので、いかに優秀な人材をプロジェクトに投入できるかかカギになります。

とはいっても、そのような人材がプロジェクト開始時に集まってくることはありません。そのため、再構築プロジェクトが始まる前に社内で育成しておく必要あります。ただ、「必要があります」と簡単に書いてますが、それが非常に難しいです。

そもそも、社内SEに人事関連の権限がありませんし(あるわけないですし)、また、数年後のプロジェクトのために、スキルを磨いてください!とお願いしたとしても「はい、わかりました」とはならないでしょう。

この場合は、トップダウンでやったほうがよいです。経営層を説得しましょう。下記の項目を盛り込んで、研修は外部に任せたほうがよいと思います。自分自身も新しい知識を得るのです。

  • 基幹系システム再構築が失敗すれば自社にとって、損失になること
  • プロジェクトマネジメントのスキルは業務でも十分に役立つこと
  • 教育内容、スケジュール
  • 費用
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身につけるスキルはプロジェクトマネジメント

次期基幹系システムの再構築の主体を、事業部におくのか情報システム部におくのがよいでしょう。

それにより、誰に何も学ばせるかは変わってきます。やはりプロジェクトマネジメントのスキルは、応用が効きやすいので、オススメです。その反面、習得するまでに時間がかかりますし、自社の文化に定着するまでは時間がかかるでしょう。そのためにも再構築プロジェクトが始まる前に始めておくのがよいと思います。

(それが難しいんですが)

難しい理由ですが、事業部の人を育てるにせよ、情報システム部の人を育てるにせよ、興味のないことの勉強は時間とお金の無駄です。

次期基幹系システムを本気で取り組むメンバーがよいのですが、前にも書いた通り、積極的な人は少ないでしょう。勉強より意識改革が先かもしれません。

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PMBOKか、BABOKか、PMP、かPMか

プロジェクトマネジメントといってもいろいろあります。厳密には異なりますが、4つ挙げさせて貰いました。ほかにもあれば教えて頂きたいです。

  • PMBOK
  • BABOK
  • PMP
  • PM

正直、オススメできるほどそれぞれの違いを学んでいるわけではないです。

内容はもちろん、予算や誰に伝えるのか、スケジュールなどから、判断したほうがよいと思います。

どれがよいか、また別の機会にお伝えしようと思います。

社内教育は、時間とお金がかかる。工夫しながら、自分自身も学ぶ機会を設けよう!

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