様々なサービスがクラウド化していく昨今
あなたは、GoogleがERP業界に参入すると思いますか?
いろいろなサービスがクラウド化が進んでいます。ERPパッケージも例外ではありません。
数年前、クラウド化の目的はコスト削除が一般的でした。しかし、技術の進歩により、クラウド上でのサービス展開が一般的になっており、コスト削減+効率化となっています。
そんなクラウド化が進む中で、Googleはどう考えているのでしょうか
GAFAと呼ばれる4つの主要IT企業の1つ、Google。
一時期はGAFMA(ガフマ)
として、マイクロソフトを入れて呼ばれる時期もありました。しかし、今はGAFAが一般的でしょう
そのマイクロソフトですが、ERPパッケージを販売しています。サービス名はDynamics AX
当然、このERPパッケージもクラウド上で動きます。
ERPパッケージのクラウド化(SaaS)は、当たり前になってきているのです。
ERP業界に、Googleが参入する可能性は低い
結論から言うと、GoogleがERP業界に参入する可能性は限りなく低いでしょう。
理由は、SAPとGoogleが戦略的提携を2017年に結んでだからです。

これにより、「Google Cloud Platform(GCP)」でインメモリデータベース「SAP HANA」が動きます。もちろん、SAPのその他のサービスも動くことになるでしょう。
この戦略的提携により、GoogleがERP業界に参入する可能性は、ほぼなくなりました。
Googleが何を狙っているかというと、ERP業界ではなく、Enterprise業界そのものを狙っているようです。
SAPにもメリットがあります。SAPの製品は、他システムとの連携は、強くはないです。BAPIとかIDocはあるんですが、使いづらい。
そこに、Googleのサービスとの連携が可能になれば、使用する側からするとメリットになります。SAPを選択しやすいですね。

GoogleとSAPが連携したサービス!機械学習なども積極的に協業するみたいなので、楽しみ!