システム導入における「ハーズバーグの動機づけ・衛生理論」について

蜜蜂ハチ
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働き方改革のセミナーで「 ハーズバーグの動機づけ・衛生理論 」を知りました。有名なんですかね?これを知ってから悩んでいることがあります。

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ハーズバーグの動機づけ・衛生理論とは

ハーズバーグの衛生理論とは、 フレデリック・ハーズバーグが考案したモチベーション理論です。どのような理論かというと下記になります。

仕事に対する満足をもたらす要因不満をもたらす要因が異なることを示し、前者を動機づけ要因後者を衛生要因と呼んだ。

動機づけ要因には、仕事の達成感、責任範囲の拡大、能力向上や自己成長、チャレンジングな仕事などが挙げられる。

衛生要因には、会社の方針、管理方法、労働環境、作業条件(金銭・時間・身分)などが挙げられる。

MBAのグロービス経営大学院   ハーズバーグの動機づけ・衛生理論

不満要因(衛生要因)をいくら取り除いても、満足感を引き出すことにはつながらず、不満足感を減少させる効果しかなく、仕事の満足感を引き出すには「動機づけ要因」にアプローチしなくてはいけないということです。

モチラボ  ハーズバーグの動機づけ・衛生理論
モチラボ  ハーズバーグの動機づけ・衛生理論
蜜蜂ハチ
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ひとつだけ例を言いますと、
「給料を上げたからと言って満足度が上がらない。まったく効果がないわけではなく、不満足度は減少する。」
ということです。

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ERPパッケージ導入時に行う「Fit&Gap分析」

「Fit&Gap分析」はERPパッケージ導入時に行われる手法です。

そのためには現状分析をするのですが、そこで課題があがります。

例えば、下記のような課題です。

  • 「この機能が遅い。抽出するのに時間がかかる」
  • 「伝票入力時、複数画面に遷移するのが大変。ミスにつながる」
  • 「スマホからアクセスしたい」
  • 「申請が大変、なんとかしてほしい」
  • 「使いずらい、わかりにくい」
  • 「入力時にタブキーで移動させたい」

これらの改善は労働条件の改善です。労働条件は不満要因(衛生要因)です。

つまり、基幹システム刷新で労働条件をいくら改善しても、満足度は上がらないのです。まぁ不満は解消されるですが。

そもそも、基幹システム刷新で満足度を上げようということ自体が間違ってるのか。。。

蜜蜂ハチ
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んー、どうなんでしょう。私が間違っていて、あんまり気にすることではないならよいのですが。。。せっかくなら満足度あげたいです。

不満解消で十分とすべきか!?

次期基幹系システム
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