業務は増えるのに、人は増えない現実
あなたは定時で帰れてますか?残業が当たり前になってませんか?
社内SEをやっていると、運用保守するシステムは増えるのに、人が増えません。

むしろ、社内の人は減ってます(経験談)
なので、「人を増やしてくれ!」と上司に相談しても「検討する」と、はぐらかされてませんか?
「今の業務はなんとか回ってるんでしょ?」とら話すら聞いてもらえなかったりしてないでしょうか?
そんなときは、IT人材白書!
IT人材白書は、ご存じでしょうか?
独立行政法人情報処理推進機構(IPA:Information-technology Promotion Agency) が毎年、発行してるレポートです。
どのようなレポートかというと、IT企業やユーザー企業を対象として、IT人材動向調査を行っており、その調査結果を「IT人材白書」としてます。
製本版のIT人材白書2019が2019年5月24日発売されました。 ちなみに、下記のサイトからIT人材白書の概要を読むことができます。無料です。
無料にも関わらず、47ページにしっかりと纏められてます。


概要が読めるってありがたい! しかも無料。
製本版を読みたい方はこちらIT人材白書2019
企業文化を変えることが、人材を増やすための第一歩
概要によれば、調査結果の重要なポイントとして、下記のように記されています。
「人材を生かす企業文化と、流動化するIT人材の獲得が、デジタル変革の成否を分ける。」
IT人材白書2019概要
上記の一言がすべてを物語っています。ですが、もう少し解説すると、人材を活かすためにも、人材確保のためにも、企業文化の変革が必要と説いてます
これはデータに基づく、調査結果です。
人の採用もタダではありません。採用したあとも費用が発生します。人の増員を行うか否かは、経営層が決めることなのです。
そのため、経営層が納得するように提案することが大事なのです。具体的には「デジタル化の波に乗り遅れないためには、人材確保と企業文化の変革です。」と内容で提案してみましょう。
デジタル化に興味がない経営層の場合はどうしようもないです。悪しからず。
自分が働いている環境は、自分自身で良くしていこう!
次期基幹システムはデジタル化は必須
基幹系システムは守りのITだから、デジタル化は関係ないと一般的にはされてます。
しかし、製造業においてはIoTと融合して新しい付加価値を生み出し、ビジネスに展開するなど、根幹を支えるのがシステムとして、基幹システムが必要なのです。そのためには、基幹システムのデジタル化は避けられません。

企業文化の変革は大変だけれども、それが企業の発展につながり、人の確保につながるよ!