基幹系システム導入後に成果を上げるために、最も大事なのはマスターデータ

蜜蜂ハチ
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運用が円滑に回り始めると、管理が疎かになるのがマスターデータ

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基幹系システムが導入してからが本番

基幹系システム導入に限らず、システム構築やITツールを導入をする際に、やりがちな失敗が「導入することが目的」になってしまうこと。正直、現場レベルでは起こりやすいです。そのためにもプロジェクトオーナーが正しく船頭を切る必要があります。

特に基幹系システム導入において、情報システム部がやりがなミスがまさに「システム導入が目的」になることです。基幹系システム導入において主担当になるのは情報システム部です。なぜかというと、経営層も事業部門もITに詳しくないため、情報システム部に丸投げとなります。そのため、本来、正しく舵をきるべき経営層なり事業部門が、情報システム部の言いなりで舵をきってしまうのです。

なので、基幹系システムが導入してからが本番であることをしっかりと情報共有しておきましょう。

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もっと言えば、企業を永遠に存続させるためには、定期的な基幹システムの刷新は必要です。
基幹系システム導入後が本番です。それでいて、次の基幹系システム導入のことも頭の片隅置いておきましょう。

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マスターデータが間違っていると、経営判断を間違える

株式会社JSOLのMDM(マスターデータマネジメント)のソリューションの説明動画です。 Biz∫MDMの宣伝動画ですが参考になるので、ご覧ください。

このように MDM(マスターデータマネジメント)のソリューションで高度なソリューションです。

しかし、マスターデータは、近年のデータ利活用においても非常に重要です。

マスターデータが間違えていると、経営判断まで間違える。

経営層は最終的に数字を見て判断します。その数字というのは、何かしらの項目についている数字です。例えば、事業部門Aと事業部門Bが存在しているときに、マスターデータの不備で、本来、A部門に上がるはずの売り上げがB部門で計上されたとします。この数字をみて経営層は判断するのです。これはA部門、B部門で働いている人にも悪い影響を与えます。

間違ったマスターデータは、間違った経営判断をするのです。

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マスターデータの優先的に考えるのが、基幹系システム導入成功の確率をあげる

2025年の崖での対応求められている今回の基幹システム刷新は、ERPが流行した2000年頃の導入方法と決定的に違う点があります。それがマスターデータの対応です。

すでに基幹系システム、特にERPパッケージを導入している企業は2つ分かれます。マスターデータがきれいに整っている企業と整っていない企業です。どちらの企業も次の基幹系システムに刷新する際に、マスターデータを移行する必要があります。

しかし、基幹系システム導入が目的になりがちで、マスターデータが忘れられがちです。マスターデータが担当を決めて、各モジュールと連携を図りましょう。

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マスターデータマネジメント(MDM)はあまりサービスがないという実情です。海外はいくつかあるみたいですが高いらしい。

導入方法論
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社内SEと次期基幹系システム
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