経営者はITオンチのほうがよい?

ネタ元を思い出したので、ご紹介。
記事(文章)ではなく、ポッドキャスト(音声)でした。(通りでなかなか思い出せなかったわけだ。。。)
特別ゲスト・大久保圭太氏「経営者必聴!絶対知っておくべき財務戦略とは?」

(社長が)会計とか財務に関して勉強すると嫌だよね。
社長が勉強するのを(税理士は)極端に嫌うよね。

やっぱり、ブラックボックスだから儲かったと思うんですよね
管理人は儲かることは別に否定していません。
ビジネスを行い、相手にとって何かしらのサービスを提供し、その対価として金銭を受け取るのは当然のことです。
しかし、相手が分からないことをよいことに、そのビジネスモデルを続けて儲けを出すのは、本当に相手にとってベストなサービスとは思いません。
相手が分かるよう教育したり、新しいサービスを提供することがあるべき姿だと思います。
紹介しているポッドキャストは、経営コンサルタントと税理士が対談していますが、税理士業界が抱えている悩みは、IT業界と同じような悩みを抱えているようです。1度お聞きすることをオススメします。
社内SEとしては、経営者がITオンチだと非常に困る

下記の記事でIT部門も「経営者がITオンチがよい」と書かれてますが、少々反論。

確かに経営層がITオンチだから助かっていることはあります。
どのような時かといいますと、少々リスクがあったり、不都合があっても、指摘されることなく進めることができます。(※やりませんけどね)
それは経営層がITに関して詳しくないため、説明しても理解できずに、承認だけもらえるケースがあるからです。それは記事内にも例としてあげてありました。

7payのトラブルはおそらく上記のケースですね。これだけでもITオンチがいかに、IT部門として、企業としても、社会としてもダメなことが分かると思います。
実際の業務では、経営層から信頼されているため、承認されるケースもあります。
しかし、情報システム部門だけの限定的な視野ではなく会社全体、社会全体の視野をもっていれば、いかにITオンチが困るか、社内SEの方は分かると思います。

社内で新しい製品を導入しようとした時です。具体的には書けないので、仮にRPAの導入検討しようとしましょう。
経営層向けの資料を作成し、経営層に見せる前に上司に見てもらいました。上司からの指摘事項は、資料の作り直しです。指摘した理由は「このままだと経営層が理解できない。中学生でもわかるようにして。」

RPAぐらい知ってほしい。。。
また、資料作成に時間を費やすことに。
ちなみに、下記の「仕事ごっこ」の第2話 わがままなお殿様 という話がありますが、オモシロオカシク同じようなことが書いてあります。対策も書いてあるのでオススメです。

【編集後記】まとまりのない記事になってしまった。9月は更新頻度がすこし増える予定です。