
「情報処理の促進に関する法律の一部を改正する法律案」が 2019年11月29日に参議院で可決されました。
現状、デジタルガバナンスコードについて詳しい資料は下記の2点です。
[PDF] デジタルガバナンス・コードの策定に向けた検討
[PDF] とりまとめ
可決されるまでの流れ
法律改定されるまで
おさらい(?)です。法律ができるまで流れです。図は衆議院からの流れになってます。

法律案の検討段階
システムガバナンスの在り方に関する検討会 (2019年2月28日~2019年4月12日)
デジタルガバナンスに関する有識者検討会(2019年5月30日~2019年9月17日 )

2019年2月から、すでに動きがあったんですね。
また、このデジタルガバナンスの流れに沿ってるのが、どうなのか、よく分からないのですが、下記が決まってます。
政策会議にで、デジタル時代の新たなIT政策大綱(案)が制定(?)されました。ここで「9.⺠間のDXの推進」の中で格付けの説明がされてます。
総務省はこのIT政策大綱について、情報通信白書の中でも下記のように記載してます。
①デジタル時代の国際競争に勝ち抜くための環境整備と②社会全体のデジタル化による日本の課題の解決の2つを目的としつつ、今後の我が国のIT政策の「羅針盤」とすることを図るものである。
令和元年の通信白書第2部 基本データと政策動向

この後は閣議決定→衆議院可決→参議院可決の流れです。
閣議決定
2019年10月15日に閣議決定
衆議院で可決
2019年11月19日に衆議院で可決
参議院で可決
2019年11月29日に可決。
- 投票総数 228
- 賛成票 216
- 反対票 12
ちなみに、衆議院、参議院、ともに反対してたのは日本共産党でした。反対理由は” 個人情報をデータビジネスにさし出すことになる ”ため、だそうです。

賛成している人は、しっかりと理解して賛成しているのだろうか?
本法案の可決に関するニュースやレポート


【補足】デジタルトランスフォーメーションについて
経済産業省は下記のサイトを公開してます。

DX格付けについて、これからいろいろ決まってくると思うので情報はキャッチして、発信します。