RPAは劇薬。次期基幹系システムにおいては副作用がある。

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RPAと基幹系システムとの相性は抜群

RPAは非常に効果的なツールです。各企業の基幹系システムは21年以上も前に導入されたものが、2割あるそうです。つまり、業務が効率化され、定型化かれています。定型化されてない業務があれば、それは人の判断が必要になる難しい業務でしょう。これはシステム化することも難しいですし、引き継ぎも困難です。

ですので、基幹系システムを長期的使用すると定型業務と非提案業務に別れます。

この提案業務にRPAは強烈に効果を発揮します。それは人1人の雇用がなくなるほどです。

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RPAは次期基幹系システム再構築に副作用をもたらす(しかも強烈な)

副作用というのは至ってシンプルです。しかし、現時点でその副作用、危険性を唱えている人は少数です。(というか、いないのでは?)

なにが副作用なのかと言いますと、「いつ次期RPAを開発するのか」です。

数十年前に導入した基幹系システムを事業部の方が、試行錯誤しながら、定型業務にしました。マニュアルを作成し、人が入れ替わっても、業務が回るようしました。

なにか起きても、現場で混乱が起こらないようにしたのです。つまり、ノウハウと経験から作られた評価されるべき定型業務なのです。

そこにRPAを導入するですから、効果はあります(もちろん、導入時に業務の見直しも必要ですよ)

さて、この状況で、基幹系システムが切り替わった状況を想像してみてください。

まず、すべてのRPAが動かなくなります。それにより、現場の負担が増えます。RPA導入により、削除した人件費のしわ寄せがここにきます。

急ピッチで、新規RPAを開発しても、開発する方に、次期基幹系システムのノウハウはありません。簡単に作れるRPAでも多少苦労するでしょう。

また、100本のRPAを作っていた場合、すべて作り直しです。その費用はどこから捻出するのでしょうか。

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RPAはどうすべきなのか?

対応としては、時期基幹系システムにRPAでやっていたことを盛り込む方法もありますし、次期基幹系システムの開発と同時に次期RPAも開発するのもありです。

対応がいろいろ思い付きます。自社の状況と照らし合わせてながら、最適な方法を見つけましょう。

RPAの存在を忘れずに、次期基幹系システムの検討が必要です。

次期基幹系システムRPA
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社内SEと次期基幹系システム
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