ERPパッケージ導入プロジェクトにおける成功のため5つの条件【3つ目】

蜜蜂ハチ
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ERPパッケージはスクラッチ開発とは異なる導入方法が必要です。ERPパッケージを選定する際に、重点を置くべき点は要件と標準機能が合致するかどうかです。

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ERPパッケージ導入アプローチ方法

当然ですが、スクラッチ開発とERPパッケージの導入アプローチはまったく違います。

ERPパッケージは明確なターゲットがあり、開発されています。ターゲットは中小企業なのか、大企業なのか。SAPやOracleは大企業向けです。ここ数年で中小企業向けのサービスも展開してます。

そして、製品によって、できることできないことがあります。ERPパッケージだからといって、何でもできる訳ではありません。

ERPパッケージを選定する上で大切なのは複雑にしないことです。つまり、標準機能を使用し、シンプルにすることです。どこの記事にも書いてあり誰でも言っている当然のことなのです。ですが、日本ではこれができていないのが、実情です。

要件が標準機能とどれくらいマッチするのぎ、ERPパッケージを選定で重視する点です。

必要な要件に対して、標準機能が賄えるものがどれくらいあるのが、合致率での比較するのがオススメです。

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基本的な考えは、」標準機能を使って、シンプルに。」

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アドオン開発して喜ぶのは、ユーザーではなく、ベンダー

そして、複雑になる原因は、アドオンです。

元SIerで、現在社内SEの経験からすると、アドオン開発をして喜ぶのは、ベンダーです。

ユーザーがアドオンで喜ぶことは少ないです。なぜなら、導入前と導入後で変わらない業務ができるからです。そこに喜びはないです。

しかし、ベンダーは喜びます。導入時にアドオン開発で売上が上げ、複雑になった基幹系システムの保守を行い、安定した売上に繋がります。消費税増税に伴うシステム対応の際には、アドオンを改修して、臨時的売上です。短期的にも長期的にもうれしいのです。アドオンが存在することで真に喜ぶのはベンダーなのです。

つまり、何が言いたいかというと、アドオン開発も経営的な判断が必要です。経営層が判断することではないです。

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アドオンが必要な場合は

複雑すれば、運用は難しくなり、障害が発生しやすくなります。パフォーマンスの劣化もおこりえます。

しかしながら、アドオンが必要になる時もくるでしょう。それは標準と関係がないところで開発を行い、標準に影響がないようにしましょう。

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ERPパッケージを活用するためには、標準機能を!昔から言われてますが、今までもそこは変わらない!

次期基幹系システム
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社内SEと次期基幹系システム
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