
ERPパッケージで導入する際に、1番重要なのは人材確保です。そのためには、下記の2つしかありません。
- 今いるメンバーを育てる
- 外部から人を確保する
ERPパッケージ導入プロジェクト固有の人材活用が求められます。
これまで!
- 経営戦略に基づくIT戦略
- 強固かつ柔軟なガバナンス
- 導入アプローチ方法
- ヒューマンリソースとスキルセット
- ビジネスパートナー
今回は第4回。ヒューマンリソースとスキルセットです。
ヒューマンリソースとスキルセット
どんなプロジェクトでも、人材(人員)確保は重要な事項です。大きなプロジェクトでは調達チームが発足するケースもあります。また、プロジェクトオーナーは常に人員が確保できているか傾注しておく必要があります。
なぜなら、人員が確保できなれば、タスクを完了させることがでません。つまり、スケジュールの遅延に直結します。
確保できたとしても、十分なスキルを備えていないと、はっきり言って役にたちません。むしろ、優秀な人の時間を奪う可能性があります。できるかぎり与えるタスクを完了させることができる人材を選ぶ必要があります。
今、いるメンバーを育てる
これが非常に難しいです。なぜなら、社内のリソースを使用してよいか、様々な要因があるため、一概にアドバイスできないためです。
- 企業文化
- 組織体制
- 権限
- プロジェクトの重要度の位置付け
- キャラクター(人間性)
- 育てる人との関係性
- 時期(スケジュール)
などなど。
このヒューマンリソースの活用については別の記事で書くの予定です。
外部から人を確保する
外部から人を確保すると言っても、アウトソーシングするのか雇用するのかで、やり方は変わってきます。どちらも共通することは、導入するERPパッケージに精通してることです。外部から確保する最大のメリットです。
アウトソーシングする場合は、営業から紹介してもらう必要があります。面接を行い、プロジェクトを遂行、完遂できる人物か判断しましょう。
雇用する場合は、さらに慎重に進めましょう。アウトソーシングの場合はプロジェクトが終われば、雇用する場合はプロジェクトの後も関係が続きます。保守運用まで任せられる人物なのが、見極めることが大切です。

どんなプロジェクトでもぶつかる壁は、この3つ
- 人
- 金
- 時間
これを常に意識すること!